皆さんの目指す簿記3級は5つの問題の配点が違います。
つまり、力のかけ方が均等じゃない。
そのため、バランスを考えて取り組まないと、大変なことになります。
ここでは、第1問の攻略を考えましょう。
最も多く出ているのは?
「最も多く出ている」
第1問に限ってしまえば、「最も多く出ている」は、あまり意味がないワードです。
なぜなら毎回、仕訳問題が5題出題されるから。
何が出ているの?
過去にはどのような仕訳がでているのでしょうか?
結構、様ざまな論点からでています。
試験傾向の分析をする立場のマスクマンが、このように書くのは申し訳ないですが、
出題はランダムで一貫性はありません。
でも次の4つは、過去5回の中で3回以上出題されています。
- 現 金
- 普通預金
- 未払金
- 固定資産の購入
【上の表について】
実際の試験では、固定資産と普通預金というように、単一の論点が2つ以上
組み合わされて出題されます。
例えば、
(借)建 物 1,000,000 (貸)普通預金 1,000,000
という仕訳は、「固定資産の購入」と「普通預金取引」という
2つの論点の組み合わせです。
そのため、上記表の中では、2つに丸を付けています。
配点は?
第1問の配点は合計20点(仕訳1つに付き4点、5題)です。
マスクマン的アドバイス
最近の試験傾向をみると、第1問の難易度はふつうです。しかし第1問はいろいろな論点から出されるため、満点はむずかしいです。
そのため、80%(16点)を確実に得点する実力を養いましょう。